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路線を外れるということ

宝塚・その他

こんばんは、トメです。

私は宝塚が大好きですが、基本的に人事には疎く、この生徒さんは「完全に路線にのった」とか「路線外れたね」とか、よくわかりません。

でも、やっぱり好きで観ているだけでも、「あれ?最近あまり目立つお役やらなくなっちゃったな」とかはわかるので。きっとこれが路線を外れたということなんだろうなと感じたりすることはあります。

これ、普通に考えてしんどいですよね…

宝塚でいう路線とは

先述のとおり、私は人事に疎すぎますので、いまいち路線とは何かはわかっていませんが。

こんな感じかなと思っているのは、新人公演主演→バウ主演→東上主演を経てトップスターへ!みたいなイメージです。

もちろんそれ以外にもカレンダーやらスポンサーさんやらいろんな要素があるんだと思います。

新人公演主演をしても路線確定ではない

まずは路線にのるのかのらないのか、わかりやすい見分けポイントのひとつとして、新人公演主演がありますよね。

でも、新人公演で主演をしたからといって、みんなが路線にのるわけではありません。

新人公演で主演をしてもトップスターにならなかった生徒さんたちはたくさんいますし、路線にのりきれなかった、みたいなこともありますよね。

バウ主演→東上主演

新人公演で主演をつとめた上で、バウホール公演で主演を演じる。

さらに東上公演でも主演をつとめる。

これで揃った!という印象がありますが、それでもトップスターになれるわけではなく。

最近でも、新人公演で主演4回、バウ主演に東上主演をした愛ちゃん(愛月ひかるさん)も二番手で退団してしまいます。

ただ、やっぱり新公主演→バウ主演→東上主演路線にのっているということなのでしょう。

首席入団してもトップスターになれるわけではない

そして、どんなに実力があっても路線にのったり、トップスターになったりできるわけではないんですよね。

例えば現在星組トップスターのこっちゃん(礼真琴さん)は首席入団で実力は言うことなし!のトップスターさんです。例に出すのは申し訳ないですが、例えば同じ星組でいえば、91期てんてん(天寿光希さん)も首席入団です。実力があることはよーくわかっていますし、いつも重要どころのお役でお芝居をしめてくれていますが、首席入団だからトップスターになれるわけでもありません。

そして、首席入団でなくても歌、ダンス、芝居と実力派の生徒さんはたくさんいらっしゃいますが、必ずしも路線にのるわけでもなく。

さらに、路線にのった=トップスターになれるわけでもないからほんと難しいですよね。

路線を外れるということ

トップスター候補生として路線にのって、いろんな経験を積んで、番手がつき、トップスターへの道を目指すわけですが。

その途中でよくいう「路線を外れる」ということがありますよね。

私には明確に、「あ、路線外れた」っていうのはわからないですが、あれ?最近…とはやはり思うわけです。

これめちゃくちゃ辛くないですか??

私なんて、仕事で後輩がちょっといい仕事任されただけでキィーーーーーーってなりますし。悔しいし悲しいし恥ずかしいし。って気持ちでいっぱいになります。なんで私じゃないんだーって暴れたくなりますし笑、自分の地位が脅かされるのではないか?とか思って悩んじゃいます。

路線どうこうだけじゃなくて、日々舞台に立つ中で、自分よりも下級生が目立つお役をしていることなんて日常茶飯事なわけで。

厳しい世界ですよね…

それでも、自分は自分のお役をしっかりこなし、私たち宝塚ファンに笑顔で素晴らしい舞台を届けてくれる生徒さんたち。

まじ神です。

最後に

本当に厳しい世界「宝塚」なわけですが、私たち一般庶民の中でも似たようなことはあるわけで。

毎日仕事や家事をしてるといろんなことがありますよね。

そんなとき、私はいつも正塚先生がせおっちに言った言葉を思い出して踏ん張ります。

正塚先生、せおっち、いつもありがとう!!

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ありがとうございます♡

ちなみに、正塚先生がせおっちに言った言葉についてはこちらに↓

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