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人はなぜ何度も同じ舞台を観に劇場に足を運ぶのか~アナスタシアの結末と絡めたりなど

宝塚・その他


こんばんは。トメです。

今でこそライブ配信に頼っている私ですが、以前は何度も同じ舞台を観に劇場に通っていました。
多いときには1公演十数回観劇していたし、その間に別箱公演があればそちらにも行き、週3~4回は東京宝塚劇場とその他劇場に行っていたなんてこともありました。
なんなら有給休暇を取って行くので、仕事よりも観劇している週があったりも。

もちろん「いやいや、私の方がもっとたくさん通っていたよ(通ってるよ)!」っていう方も多くいらっしゃると思います。

私もずっと1公演十数回も観ていたわけではなく(資金も潤沢ではありませんし)、ドはまりして通い詰めていた期間は数年で、ご贔屓様の退団や自分自身の事情や転職の影響などもあり、その後はそんなに通うこともなくなりました。
現在では、先述のとおり、ライブ配信に頼りっきりです。

では、人はなぜ何度も同じ舞台を観に劇場に足を運ぶのでしょうか。
ちょっと考えてみました。

私の場合

初めての観劇から3年くらい

初めて宝塚を観劇してから3年くらいは、年2~3回程度、チケットが取れたら行くという感じでした。
「同じ公演を何度も観る」なんて、頭の片隅にもありませんでした。
それにしてもみんな手拍子入るところ揃ってるなーすごいなーと思うくらい。

きっかけは…

1度観劇して、元気をたくさんもらって、男役さんのかっこよさにほわ~っとなって。
楽しかったな!次の公演は〇〇か!これも観てみたいな!!
なんて思ってもチケットもなかなか取れませんでした。

それまでなぜか、初観劇した組の公演しか観ていなかったのに、たまたま別の組のチケットが先着順で手に入り。初めて観劇する組で、ドキドキしながら観劇に行ったのを覚えています。そしてそれがまたとっても楽しくて!

それをきっかけに、他の組にも興味が沸いたし、チケットの取り方も調べて、少しずつ詳しくなってきました。

2回目の観劇

そして、チケットが取れるようになってくると、欲が出てきます笑
しかし、まだそれでも1公演で1回観劇すれば十分でした。

ある公演を観て、

「え、なにこれ、すごいよかった!また観たい!!!」

となったのですが、すでにチケットは手に入りません。
当日に並んで、でも遅くてダメで。何度か挑戦したら当日券がギリギリでゲットでき。
念願の2回目の観劇をすることができました。

そしたら楽しくて楽しくて。
1回目よりもより深く内容も理解でき、印象に残ったお歌もまた聴けて。
おー2回観るのっていいな♡ってなりました。

何度も何度も観劇するように

そこからがすごかったです。
もう2回じゃ我慢できなくなり、3回、4回、5回・・・と。観劇回数はどんどん増えていきました。
もうお金がなくて、洋服も新しいものなど買いません!
何か買いたくても、いや、これを我慢すればA席で何回観れる、B席なら何回だ!っていう思考になります。

すると、観れば観るほど楽しくて。
だんだんタカラジェンヌさんのこともわかってくるし、お芝居の中でも、例えば退団する方と同期の方との友情がセリフに表れていたりするし、アドリブもあるし。

もうここまでくると抜け出せませんでした。

なぜ何度も同じ舞台を観るのか

では、なぜ何度も同じ舞台を観るのでしょうか。

行けば行くほど楽しめる!!

からです。
これしかないと私は思います。

理解が深まる

宝塚には素晴らしい作品が多くありますが、なぜそうなったのか、ちょっと理解できなかったなーなんていうこともあります。これは私の理解力のなさによることがほとんどなのですが…
実は、最近でいうとまさに昨日のライブ配信で観た『アナスタシア』にもわからない箇所がありました。(※長くなるので黄色の枠内に書きます)

そんな場合でも、何度も行くことで「あーここでこういうことがあったからこうなったのか」と納得できるセリフをあとから理解できたり。1回目では見落としてしまったお芝居を観て、おーなるほど、となったり。違うことに気を取られてお歌の歌詞がちゃんと聞けてなかった、なんてときにも話の流れが理解できないときがあったりします。

何度も観るとそれが解決できることが多いです。
もちろん、それでも納得できないこともありますが。

『アナスタシア』のわからなかったところ

結末?というか、最後にやっとアーニャがマリア皇太后様に会えて、認めてもらえるところだったのに、ディミトリの元に行ってしまって。
マリア皇太后様に、アナスタシアだと認めてもらった上で、アナスタシアとしてディミトリと結ばれるというのはできなかったのかなー?と思ったのですが。
すみません、すでにどこかでそんな話が出ていたりするかもしれません。
マリア皇太后様が「あなたにとっても最高な日にしなさい」というのが、アナスタシアとして生きるのよりもディミトリと?ということなの?とか。
そういうのが、観劇回数を重ねたり、他の方の意見をうかがったり、(今スカステ解約してしまっていますが)ナウオンなどで情報を得たりすることで、より作品への理解が深まりますよね。

何度も観たいと思える場面がある

単純に、この場面が好きだからまた観たいということもあります。
あのセリフを言うときのあの方の視線をもう一度!とか、このお衣装を着ているあの方を目に焼き付けたい!とか。

全体を観たい

はじめの頃は、お話しの主役になっているトップコンビさんや、お話しの流れで中心になっている方を観ることが多かったです。また、ご贔屓様ができると、ご贔屓様が出てくる場面ではご贔屓様をオペラグラスで追うので、まわりで何が行われているのかわからないことがよくありました。

そんなとき、みなさんおっしゃるのが、「次は全体を観よう」です。
結局次もご贔屓様にオペラを向けてしまうのですが、やはり、全体も観たいです。
そして、お話しの中心になってセリフを発している方のまわりのみなさんも、しっかりいつも演技されているので、本当に舞台の端の端まで、タカラジェンヌさんたちは楽しませてくれています。

初日に行けばだいたい知り合いに会える

そして、観劇仲間が増えてきたりすると、観劇に行くと誰かに会うというのも楽しみのひとつでした。
初日は特に、行けばだいたい誰かに会えました。

空間が好き

私が主に観劇していたのは東京宝塚劇場です。
赤い絨毯にシャンデリア、なんてステキな空間なんでしょうか。
もうその空間にいること自体が好きになっていました。

最後に

私の思う、「人はなぜ何度も同じ舞台を観に劇場に足を運ぶのか」はこんな感じです。みなさまいかがでしょうか?

1度だけでも、何度観ても、常に楽しませてくれる宝塚。
本当に宝塚に出会えてよかったと思います。

ありがとう、宝塚!
ありがとう、タカラジェンヌさんたち!!

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